環境や資源に優しい「原着糸」

こんにちは!

今日は、カタログ《FACE MIX》より
「原着糸生地」で仕立てたエプロンをご紹介します。

原着糸とは、原料自体に顔料や染料を混ぜて着色した糸なのですが、
主にナイロンやポリエステル、アクリルなどの合成繊維に、顔料を入れて製造します。
通常の後染め生地と比較して、染色工程が省かれるため
大量の染料や水、廃液、さらに燃料として用いれる重油等のエネルギーを大幅に削減できます。
地球環境の負荷低減に繋がる原糸として注目されています。

・水の消費量を大幅に減らせる
・エネルギー消費量を削減できる
・CO2排出量を削減できる
・染料廃水がでない

その他にも

・変退色がしにくい
 色素と素材が一体化しているので、摩擦や塩素系による変退色を防ぐことができます。

・色移りがしにくい
 染料と繊維が一体化していることで、染料が外に出るため他の繊維に色移りが起こりにくくなります。

・染めにくい素材も染色可能
 原料時点で色を入れる原着糸の製造法では、染色が有効になります。

・堅牢度がいい
 洗濯での色落ちや変色の耐久性を表す洗濯堅牢度や、
 太陽光などの光での変色の耐久性を表す耐光堅牢度などが後染めよりも良い傾向があります。

今回、ご紹介した「原着糸生地」で仕立てたエプロン、
環境や資源に優しいだけでなく色移りや退色を防止するというメリットもあります!

胸当て、ミドル、ソムリエタイプの3種デザイン
カラーは、ネイビー・ブラック・ブラウン・ワインの4色です。                                 

非常に魅力的な特徴をもっている「原着糸」がもっと手軽に使用できるようになることに期待したいです。

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